satominisuto’s diary

君なら乗り越えられる

トリプルネガティブ乳がん 腫瘤は読めない!?

こんにちはさとみです。

 

 

このブログは、

トリプルネガティブ乳がんステージIIIAと診断され

 

化学療法(抗がん剤、アブラキサン、FEC療法(4回ずつ8回))

手術(乳房切除術、腋窩リンパ節切除)

放射線療法(予定)

 

に至るまでの体験談を綴っていきます。

 

夫と、高齢出産で第一子を2018年の年末に出産した私と、3人家族で、がんを乗り越えていく様子も綴っています。

 

同じがんで闘病中の人、その家族や友達、同じがんになったらどうしようと不安でいっぱいの人、大丈夫!君なら乗り越えられる。

もちろんそうではない人にも、子育てや夫婦円満のヒントになればという思いで綴ります。

 

 

治療説明書に記載の内容です(ほぼほぼそのまま)。。。

 

 

産後5ヶ月授乳中に右乳頭からの血性分泌を自覚しています。

触診で右乳房外側区域に、6×5cm大の可能性良好な腫瘤を認めました。

 

マンモグラフィーでは、右乳房の上部区域に悪性を強く疑う、石灰化を含む不整形腫瘤を認めました。

 

以上の検査結果から当院では腫瘤への針検査を行いました。

 

検査結果、浸潤性乳管癌(遠隔転移の可能性がある癌)

 

上記の結果に加えて、免疫組織学的に女性ホルモン受容体と、HER-2タンパクの発現の有無を調べています。これらの検査は、癌の性質や特性を調べるために重要な検査です。

女性ホルモン受容体(陰性)

HER-2タンパク(陰性)

いわゆるトリプルネガティブ乳がんでした。

 

CT検査

乳房内の癌病巣の広がりや、多発病巣の存在、またわきの下(腋窩)リンパ節への転移や、他臓器への転移の有無を検査します。

 

右乳腺上外側区域に53 × 30mmほどの不整な境界不明瞭な内部不均一な腫瘤が見られ、指摘されている乳癌と思われます。胸壁や皮膚への浸潤はありません。

両側乳腺には非常に境界不明瞭な不整な強い造影効果が散在しています。右側で左より目立ちます。両側に見られるので乳腺症などを見ているのかと思いますが、右の方が左より目立ちます。右側では上記の腫瘤との境界が不明で、広がりがややわかりにくい状態です(授乳中の影響もあると考えています)

腋窩には1センチ~それ以下のリンパ節がいくつか見られ、強く造影されています。転移を疑います。小胸筋の外側縁より内側にも1個見られます。

その他の部位には腫大したリンパ節は見られません。肝転移なし。肺転移なし。胸水なし。腹水なし。子宮には筋腫と思われる腫瘤が複数見られます。

 

骨シンチ検査

乳癌では骨への転移が効率で起こるため、乳房はリンパ節の転移状況により骨への転移の有無を調べる検査です。

 

異常を認めませんでした。

 

以上の結果から、ステージIIIA乳がんと診断しました。

 

 

乳がんについて、下調べも何もない状態の人が、上の内容を、白衣を着て眼鏡をかけた先生に言われた場合、どのくらいの人が理解するでしょうか。

私の場合は、「若いから、いろいろ調べたと思いますが…」と、前置きされ話を進められました。

もしこれが、下調べも無ければ理解できないどころか、質問も難しいですよね。

 

国立がん研究センターの、がん情報サービスのホームページを検索したり、サポートしてもらえる家族にも理解してもらえるよう、冊子を手渡すと良いですよ。

それだけで、敵の実態はよくわかります。

何も知らない敵に向かうほど、無謀な戦いはないですからね!!